松本測量で主に用地測量を担当しているAさんにインタビューしました。

 

Q Aさんの仕事内容について教えてください。

A 私は主に用地測量を担当しています。

用地測量とは、例えば道路を拡幅するとして新しく道路になる部分は、関係者から土地を提供してもらわなければなりません。その為、拡幅がどこまで及ぶのか、提供を依頼する土地所有者の土地境界はどこなのか、この土地のどこまでが道路になるのかを明らかにし、現地に新道路境界に境界標識を設置したり、測量して土地提供者の土地の面積や提供して欲しい土地の面積を計算します。

最終的には法務局へ登記する為の図面作成まで行います。

私は様々な測量の中でも、この用地測量が好きです。

世の為になっていると強く感じ、業務遂行する事に強い満足感を感じています。

 

Q 測量の仕事をする中で、嬉しかったことや楽しかったことはありますか?

A 発注者から図面が見やすいといわれたり、発注業務と関係ない事で相談を受けたり

する事があり、頼られていると強く感じます。

また、松本測量ではなく、松本測量の〇〇さんに頼めば、なんとかなるかもしれないと思い相談したと言われると、何とかしてあげたいと強く思います。

現場に出ていると、春夏秋冬を感じることができます。

日々生活のなかで忙しさで忘れてしまいがちな自然を強く意識します。人は自然に生かされていると強く感じることができるのも、この仕事ならではです。

 

Q どんな人に入社してほしいですか?

A 忍耐力、少々の事ではめげない人に入社して欲しいです。

私もまったくの測量未経験者でこの仕事を始めました。始めは先輩に怒られてばかりの毎日でしたが、3年を経過した頃から、これまで教えてもらった事が、点でしか存在していなかったのですが、それぞれが線で結ばれるように理解できるようになりました。

楽しいことばかりではありません。どちらかといえば、辛いことのほうが多い職種だと思います。一般職と比べると、知識・技術が特殊で一人前になるのに時間を要する仕事だと思います。

しかし、それゆえに一度ノウハウをしっかりと身につければ、測量業界だけでなく建築・不動産業界、公官庁などの土地行政担当部門など、応用をきかせた転職にも対応できるのではないかと思います。

この日本国、土地に関する仕事は絶対に無くならないと思います。

辛くても、前をむいて頑張れる人と一緒に仕事をしていきたいです。

 

以上、Aさんへのインタビューでした。