
この業務は、耐震化が必要な箇所について、耐震化工事を実施するために必要な設計図、計算書、設計書等の作成を行うことを目的として行われました。
調査方法としては、目視でマンホールの外やその中を観察するほか、点検ハンマーを用いて打診を行っています。
異常が確認された場合には、写真を撮り、スケールで位置や大きさを測定し、それを図面に記録します。
マンホール内は有毒ガスが発生しているため、安全に十分留意して作業しなければなりません。
マンホールに入る前に専用の機械でガスの濃度を測定しています。

ガス濃度測定
必要に応じてマンホール内の換気を行います。

換気作業
安全が確認できたら、マンホールの中に入り作業を行います。

マンホール内での作業風景(近景)

作業風景
マンホール検査で得られた記録を基に、CADで図面を描きます。

CAD図
このCAD図やマンホール検査記録が将来の下水道等の耐震化工事に活用されます。