道路を改良すると、道路台帳も修正しなければなりません。
この業務では、道路台帳の修正に必要な測量を行いました。
具体的には、3級基準点と4級基準点を設置し、CADで平図面を作成します。
まず、専用の工具を使い道路に穴をあけます。
測量標を地面に埋め込みます。
金属の標が3級基準点で、プラスチックの標が4級基準点です。
3級基準点測量は、近傍の電子基準点を既知点とし、GNSSを用いて行いました。
これは、GNSS測量の際に使用するアンテナです。
金属標がGNSSのアンテナの真下にくるように、GNSSを設置します。
GNSS測量で3級基準点の位置を確認したら、それを基に、4級基準点の位置を決定します。
ここでは、TS(トータルステーション)を使って4級基準点の位置を決定しました。
3級・4級基準点の位置を確定したら、CADを使って平面図を作成します。
この平面図やその他の測量データを使って道路台帳を修正しています。