松本城三の丸航空測量

2021
9.3
市町村事業

この業務では、松本城三の丸跡土居尻第13次調査現場の上空からドローンで撮影し、オルソ画像(正射投影写真画像)を作成しました。

松本城周辺ではたくさんの遺跡が発掘されています。

今回の業務は、発掘作業期間中に行われました。

 

一般的な写真は、写真主点(写真の真ん中)から遠くなると、建物が倒れこんでいるように映ります。

建物が倒れこんでいるように写っている(中心投影)

中心投影近景

 

地図を作成する際は、真上から見たような写真が必要となります。

そこで、中心投影で撮影された空中写真を正射変換すると、写真上の建物や構造物等は真上から見たように写されます。

これを、オルソ画像(正射投影写真画像)といいます。

建物が真上から見たように写っている(オルソ画像)

 

また、ドローンで撮影したデータを基に、三次元モデルを作成することもできます。

三次元モデルを横から見ると、高低差がよくわかります。

 

このような測量データが、発掘作業にも役立てられています。